指板削り出し&塗装
さて、鋸で大まかな形に切り出してカンナでR(約100㎜)
をつけるのでが、早速やらかしました…汗
思いっきり逆立てちゃいました。
あーあ…
仕方ないのでウッドパテで補修↓
切削して平らにはなったけど、塗装のノリがどう出るか心配です。
自作のボール紙ゲージで大体100Rまでヤスリをかけ、塗装工程に入ります。
なお塗料の種類を何にしようか非常に悩んだのですが、
漆に次いで塗膜が強いと言われる
カシューで仕上げることにしました。
工程としては、
ステイン(黒)→砥の粉→カシュー(透かし)
という流れなります。
重ね塗りは塗料の相性によってはできない(推奨されない)
ものもあるので毎度のこと非常に悩まされますね。
まず、ステインには水性と油性があるのですが、
カシューを上塗りするので今回は油性をチョイス。
下地が水性でも大丈夫という説もありますが、
手汗で溶けだしたりすることもあり得るので、念の為。
で、いざ油性ステインを探してみると、売ってない…。
水性のステインはどこでも売ってるんですけど。
頼みの東急ハンズ柏店にもなかった(渋谷とか大型店
にはあるらしい)。
しょんぼりして、実家の最寄り駅でもある
「流山セントラルパーク駅」という
こっ恥ずかしいネーミングの
駅の近くにあるマミーマートに寄ったついでに
隣のケーヨーD2を覗いてみると、
あった。
もう、大きい店舗なら品揃えも良いという
先入観は捨てます。
D2さんありがとう。
しかし塗料の商品名って、
「分類」なのか
「性質」なのか
「謳い文句」なのかいまいちわかり辛いですねぇ…。
食材でも「みりん風調味料」とか「ラクトアイス」
とか色々ありますけど。
塗料に限っては選択を誤ると全然使い物にならない
こともありますし、店員さんも詳しい人ばかりじゃないので
ちゃんと調べて買わないと後々痛い目見るので
つい慎重になってしまいます。
中には
「水性オイルステイン」
という名前のものもあります。
どっちやねん笑
まぁ「白いブラックサンダー」みたいなもんか笑。
↑は、ステインの上から砥の粉を塗り、余分な砥の粉を
乾拭きしている途中です。
シーラーとどっちにしようか迷ったのですが、
安上がりで作業も早いので。
幸運なことに、このあと砥の粉の意外な効能も判明します。
写真右側のシンクにステインが思いっきりこぼれています。
染料なので繊維質じゃないところに付着してもすぐ落とせると
思って何も敷かずにやってしまったのですが、全然落ちません汗
逆に考えれば意外に頼もしいのかな…?
砥の粉を除去したところでトップのカシューを塗ります。
もちろん刷毛塗りです。
刷毛塗りってどうしてもスジが残ってしまうので心配だったのですが、
案外綺麗に仕上がりました。
なんでも、表面張力が大きく乾燥が遅いので下手に塗っても
馴染んで平滑になるそうな。
不器用の味方ですね。
で、乾燥中↓
見事にツヤツヤです。
ちなみに完全硬化までは4、5日掛かるそうなのでしばらく放置。
先程シンクにこぼしたステインが全然落ちないことに触れましたが、
試しに余った砥の粉で磨いてみると↓
前よりピカピカ☆になりました。
石の粉だからクレンジング作用があるんですね!
ついでに包丁も磨きました
ギラリ☆彡
次回はトップ&バック板を切り出します。
やさい