仕様書&材料
こんにちは。
クラブワールドカップ熱いな。
勝ったのもすごいけど、準決勝のメンバーが全員日本人なのも
驚きでしたね。
鹿島って活躍の影にいつもブラジル人選手の存在があったように
思うんですけど、最後に記憶にあるのってダニーロまで戻っちゃうな笑
本当はフリーソフトの3DCAD使おうと思ってたら、
パソが古くてダメでした…
なのでこれは諦めてエイドリアン・ニューウェイよろしく紙とペンで。
とりあえず脳内での大まかな設定↓
①材料はホームセンターで手に入る物
②スケールは1000〜1050㎜
③ボディはホロウ構造
まずは①の材料ですが、以下のようになりまた。
・表裏板:スプルース(SPF材)
これは大体どこでも売っているのですが、サイズのバリエーションが
店によってだいぶ違いました。
今回用意したのは約380x900x18㎜の板。
本当は横幅380よりもうちょっと欲しいところですけど、
まぁなさそうなんで手に入る物ありきでやるしかないですね。
あとラウンドトップの削り出しを考えると厚さ18㎜もかなり厳しい笑
近隣で木材が充実してるのはジョイフル本田守谷店と
スーパービバホーム三郷店なんですが、最終的にはビバホームで購入。
まず条件として
「大きな節がない」「割れがない」「年輪が細かい」
ってことで探したんですが、こういうのこだわっていくと
やっぱり在庫量がものを言ってくるんですね
(まあ建材にそんなこと求めるのも変な話ですが)。
短期間で2、3回訪問してみて
「あ、この節と模様のパターン前もあったな」
とかそんなことまで覚えるぐらい集中して探してました笑。
そこでわかったことなんですけど、ビバホームの方が在庫量と
商品の回転はだいぶ勝ってるみたいですね。
思えばプロ(職人さん)のお客さんも多く見かけたように思います。
ジョイフル本田は選ぶほどは無かった…。
見た目に大きな問題のないものをいくつか選び、
コンコン叩いてみてディケイか長い物を最終的に2枚選びました。
指板材:オニグルミ
ご存知の通りベースの指板は黒檀で出来ているわけですが、
まあ入手できるはずもないので早々に諦めて代替品を検討します。
ここでお世話になったのはジョイフル本田の木材アソートというコーナー。
ここは結構1点モノとか端材の特殊なものがあったりするんですね。
中には大木から切り出した蕎麦屋の看板のようなものまで笑
正直見てるだけでも楽しいです。
黒檀を使うことからもわかるように、指板材に求められるのは
まず第一に表面硬度だと思うんですよ(たぶん)。
高校の楽器は普通の木(材不明、楓?)を黒塗りにしたやつ
だったので手は真っ黒になるしあまり良くなかったですね…汗
指板のサイズが取れそうな板をいくつかコンコン叩いてみて
一番硬そうなやつを、…って完全に変な客なわけですが笑
スマホで材の性質を調べながら探したのですが、
オニグルミは主に北海道産の木でそれなりに硬く耐摩耗性が
高いとのことで、これに決定。目も良く詰まってそう。
ただしオニ"グルミ"とはいっても、ウォルナットとは
全然違う系統みたいです。紛らわしい…
木の名前って、樫と楢と柏が全部Oakだったり
なんでこんなに出鱈目なんでしょうか笑
最終的にはエポキシなどでフィニッシュしようと考えてます。
ネック材:タモ
これが一番苦労しました。
本来コントラバスはアコギのようなセットネックなので
ワンピースだとL字型の材が必要なのですが、
技術的な問題から今回はボルトオンにしようと思ってます。
にしてもボディとの接合部とヘッドの削り出しまで考えると
結構な厚みと長さが必要なので、それを満たすものがなかなか
見つかりません。
サイズだけ見れば建材で作れないこともないんですが、
トータル100㎏以上とも云われるの弦のテンションを
針葉樹に任せるのは些か不安なので…。
で、先日例の木材アソートコーナーに寄ったときに
タモの角材があったので、即決!
タモなんてあんまり馴染みのない気がしますけど、なんでも
野球のバットなんかこれで作ることが多いみたいで、
その強度・靭性を見込んで。
あとはナットはホンジュラスローズ、プリッジは谷地ハンという、
どちらも木材アソートで集めました。
残りのテイルピースと横板は追々探していこうと思います。
現時点で材料費9,000円ぐらいだから結構予算押してます…汗
次回は指板の加工です。
やさい